第一章

 

  

 

 ペルニス帝国は、究極の軍事国家である。

 
 元は大陸の隅にある弱小国家であったが、新王ペルニスが兄3人を殺して王位についてからは、恐るべき勢いで力を蓄え、わずか3年で周辺諸国を統一してしまった。ペルニスは自ら帝王を称し、彼が取った冷酷残虐きわまりない方策により、国力は増大する一方であった。彼は国民を『王族』『貴族』『国民』『二級国民』そして『木偶』に分類し、この『木偶』による絶対的ともいえる労働力の獲得こそが、ペルニス帝国の短期的な国力増大の秘密であった。

 

 先日も、ペルニス帝国の軍勢は、芸術の国として名高いアフローテの都を陥落させた。

 
 逆らう者は徹底的に皆殺し。可能であれば反逆者は生け捕られ、見せしめのために、広場で公開拷問に処された。

 アフローテの王族、貴族、有力者の生き残りが、まず真っ先に公開拷問された。

 
 拷問は酸鼻を極めた。

 
 まず生爪剥ぎ。

 次に全身の皮を少しずつ剥がれ、そこに粗塩を塗り立てていく。

 鼻を削がれ、耳を削がれ、全部の指を切断されたところで、その王族貴族達の配偶者、娘、あらゆる若い、あるいは年ごろの女の親類縁者を連れてきて、地獄の激痛にあえぐ彼らの目の前で兵士(………の中でも、とびきりの男根と精力を持つ、選りすぐりの者達)に犯させる。

 
 アフローテ王の自慢の一人娘、15歳の王女アプリアは、ペルニス自身の男根によって、王の前で処女を散らされた。

 
 鼻と指と耳を失い、全身から死なない程度に流血した王のすぐ眼前で、ペルニスの野太い節くれ立った肉棒が、ピンク色の、まだ羽毛さえ生えそろわない少女の秘唇をずぶずぶと貫いている。王は悔しさのあまり血涙を流し、かつて鼻のあった場所にぽっかりあいた2つの穴から大量の鼻水を垂らした。

 
 ──────しかし、敗戦の国の民衆達は見た。

 自分たちの王が、無惨に切り刻まれ、実の娘が眼前で陵辱されているというのに、そのペニスを浅ましく勃起させているさまを。

 
 ペルニスの肉茎がアプリアの膣奥で一際膨張し、凶悪にエラの張った赤黒い亀頭部先端の切れ目より、まだ一度も汚れた事のない王女の子宮口へと、その溜まりに溜まったザーメンをずびゅっずびゅっと射出した瞬間、王の勃起した仮性包茎気味の男根は、兵の手によって根本から切除されていた。

 
 他の王族達も、自分の妻、娘、恋人が異国の兵士達の子種汁を子宮の隅々まで注ぎ込まれたのを充分見せつけられてから、王と同じように去勢された。

 
 それを見ていたのは、皆、アフローテの女達であった。
 もはや、アフローテの都にアフローテの男達はいない。

 
 生き残り、また拷問を恐れて反逆の意志も見せなかった男達は、すべて捕縛され、郊外のテントに捕らえられている。

 降伏した男達は、自分たちの運命を知らなかった。

 
 …………木偶の秘密は、ペルニス帝国最大の秘密であり、その情報保守には莫大な労力が使われていた。

 
 二級国民の下に存在する『木偶』とは、完全に去勢された敗戦の国のすべての男達のことだった。
 ペルニス帝国がおとした国の男達は、捕縛され、『木偶』用のファームへ輸送される。
 そこで、男達は専用の手術台に載せられ、一人一人、確実に男根を除去され、睾丸を摘出される。

 男根だけでなく、睾丸まで摘出するのは、まずその国の男の種を絶やす目的のため。

 そして、男としての闘争本能をなくす為であった。

 
 
 去勢された男達は、さらに鉄球付きの枷を脚にはめられ、死ぬまで荒野の開拓に精を出すことになる。
 
 奴隷という概念を、根底から覆した男。それがペルニスだ。
 奴隷ではなく、木偶。
 去勢され、単なる農作業用のタンパク質となった彼らに、人間としての扱いはない。
 
 一方、敗戦の国の女性は、すべて二級国民とされた。
 普通の国民とほとんど変わらない彼女らだが、1つだけ違う点があった。
 二級国民は、普通国民に絶対に逆らってはいけない。
 たとえ街角でいきなり一人の男がペニスを取り出し、たまたまそこにいた数人の二級国民の少女達に奉仕を要求してきたら、少女達はそれに応えなくてはならないのだ。

 
 この掟に逆らった女は、たとえば彼女のようになる。

 
 現在、帝王の椅子として使用されているこの女性は、元は女戦士で、名前をイーリアといった。

 熟練の剣士で、捕らえられるまで数十名というペルニス兵士が犠牲となったほどだ。
 
 彼女はあえてその罪をすべて許され、二級国民として生きていくこととなった。

 勿論、ペルニスは計算してあえてそうしたのだ。

 戦士とはいえ、イーリアは美しい女だった。

 無論、普通国民のメリットを活かし、彼女が街に出された瞬間、大勢のペルニス帝国の男達が彼女に殺到した。

 彼女は彼らの要求を拒み、十数名を殺害した上で捕らえられた。
 
 女というのは、案外こういう境遇に逆らわないものだが、集団になれば彼女達ほど怖い存在もない。ペルニスは女を決して甘く見てはいなかった。帝国の形成が過渡期に差し掛かり、帝国全体の管理がそろそろ最初のピークに差し掛かりつつある現在、その禍根の元を『恐怖』の2文字で塗り尽くそうとしたのだ。
 
 イーリアは『公開改造』された。

 
 まず、その前に彼女、誇り高き女戦士は、数百名という兵士の男根の犠牲となった。
 恥が最大になるように、彼女は民衆が見守る中、革製のコルセットで大股開きになるように固定され、両腕は上げた状態で木に縛り付けられ、ぶらんと吊られた状態で下から次々に犯された。

 
 彼女は驚いた事に、まだ処女だった。

 
 傭兵隊長のガモンの、子供の腕ほどもある肉棒が彼女の金髪の陰毛が輝く秘所を貫いた時、鮮血が飛び散ったのを見てペルニスは痛く後悔した。

 自分がやれば良かった、と。
 ガモンが下から突き上げるたびに血が飛び、下の女性達…………言うまでもなく、この日の為に招集されたすべての二級国民達………の顔を汚した。

 血管の浮いた玉袋がきゅっと収縮し、肉棒と秘孔の接合部分より白濁液がどぶどぶと溢れ出てきたとき、彼女は初めて泣いた。
 生まれて初めて中出しされたショックで、イーリアの気丈な人格は崩壊したのだ。
 ガモンが離れ、次の兵士がいそいそとペニスを女戦士の女の穴へと挿入する。
 早漏らしく、少し腰を突いただけで「うう」と呻く。
 ふにゃふにゃペニスが精液にまみれて引き抜かれる。しかし休む間もなく、次の肉棒が彼女を襲う。

 ピストン。

 射精。

 引き抜き、次のペニスが挿入。

 ピストン。射精。引き抜かれ、また挿入…………

 
 無限に繰り返されるサイクル。

 
 パンッパンッパンッパンッパンッ………

 

 上下運動の衝撃。陵辱する兵士の肉袋が、激しくイーリアの淫核に当たる。
 数十人に連続で貫かれているうち、すっかり彼女の中で激痛はうずきにかわり、中を抉る男根が射精する瞬間が、悦びのそれへと変わりはじめていた。
 外陰唇の形がすっかり変形し、元のピンクの秘貝のたたずまいの名残さえとどめぬほどにどす黒くがばがばに開ききった頃、陵辱は中断された。
 これだけでも充分だったが、ペルニスは徹底していた。
 次に、彼女は捕縛を解かれ、両手両足の付け根を荒縄できつく縛り付けられてから、その手足を先端から切断された。
 麻酔もなく行われたその残行に、二級国民のうち数名から非難の声が出た。
 ペルニスはその声の主を一人として見逃さなかった。

 彼女らこそ、彼が今回待ち望んでいた真の『反逆者』だからだ。
 捕まった数名の二級国民達は、イーリアとまったく同じ刑に処された。

 
 彼女たちが完璧に陵辱され(うち一人は、13歳の少女だった)、両手足を手首、足首から切除されたところで、イーリアの刑も続行された。

 
 切断面には焼きゴテが当てられ、無理矢理止血された。
 そして失われた両手の先には、かわりに馬の蹄を改造したようなものが填められた。
 これで彼女らは、一生四つんばいでしか移動できない身体にされてしまったのだ。
 もちろん、それだけでは済まなかった。
 歯は全部折り取られてフェラチオ専門にされ、髪の毛も陰毛もすべて抜き取られた上に永久脱毛剤が塗られ、乳首にペニスを象った卑猥なリングをピアッシングされて、ようやく人体改造は終了した。
 
 イーリアと同じ運命を辿った数名の女達はその姿で今もペルニスの首都をはいずり回り、気が向いたときに通りかかった男達に犯されつつ、その情けにすがり、食べ残しの食物を恵んで貰うことで惨めに生きながらえていた。自殺さえできなかった。彼女ら『犬女』達は日中は街中を徘徊することを強いられ、夜は決められた専用の家畜小屋で、全身を縛られた状態で眠るのだ。彼女らは生きた『見せしめ』なのだから。
 
 かつての誇り高き女戦士は、こうしたいきさつで、現在はペルニスの肉椅子になっていた。鎖付きの首輪で彼女は宮廷内を常に引っ張り回され、ペルニスの気が向いた時に背中を差し出し、椅子の代わりをしなくてはならない。背中にはペルニス帝国王族の焼き印が捺され、名実共に帝王の所有物となったイーリアは、ペルニスの男根にだけ奉仕する犬女となったのだ。
 
 ペルニスは基本的に女には不自由していないので、イーリアを貫くなどということは滅多になかったが、たまに気が向いた時には自分の愛犬に犯させたり、女を犯し疲れて寝る時の『ペニス入れ』として彼女の歯が失われた口を利用したりした。
 
 イーリア公開改造事件が合ってから、『二級国民』の女達が逆らうことはなくなった。男が要求すれば、彼女らはたとえ10歳の少女であったとしても即座にパンツを抜いて大股開きになり、幼い指で幼い器官をめいっぱい押し広げるようになったのだ。

 

 

 

 

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