第四章

 

 

 

 次の標的はボックだった。

 
 ボックは山賊団首領の三男。キニーの四歳上の兄だが、少年ながら体つきはほかのどの兄弟よりも大きく、重さ10キロの戦斧を軽々と振り回す怪力を持つ。反面、自分が持つ暴力に絶対的な自信を持っており、単独行動を好む性質があった。こういう時、作戦を考えるのはいつもレイファだ。この美貌の少女は、この運命の暴風雨に晒されたことにより、天才的な才能を開花させていた。今の彼女にかかっては、大国の名だたる軍師も歯が立たないだろう。

 肉片と化した、もはや人の形を留めていない、それでも辛うじて生きているというようなゴザを囮にして、まんまとボックは誘い出され、四肢を罠で封じられた挙げ句、レイファ達の、麻痺毒を塗り込めた弓矢の集中砲火を浴び、あえなく討ち取られた。

 

 

 

 

 ボックが目覚めた時、視界の中に5人の女達があった。レイファ、ニナ、蓮香、京香、ジョセフィーヌ。

「ちくしょう、売女どもめ! 」
 怒りにまかせ、ボックは起き上がろうとしたが、起きあがれなかった。

 縛られている感覚はない。しかし、何故か手足がピクリとも動かないのだ。

「無駄よ、ボック」
 レイファが冷たい片目を、床に全裸で横たわる巨躯の男に向けた。
「あなたはもう死ぬまで自由に動けない」
「な、なんだとぉっ!?」

「な、なんだとぉっ」

 
 双子の蓮香と京香が、ボックの声色を真似てふざける。

 
「馬鹿に分かるように説明してあげなよ、レイファ」
「馬鹿だから分からないかも知れないけど、レイファ」

 
 レイファはため息をついて、くだらなそうに語り出した。

 
「ボック、あなたの脊椎を、手術によって意図的に損傷させた。首から下の運動中枢の神経を完全に分断したから、もうあなたは一生首から下が動かせないのよ」
「う…………ウソをつくなぁっ!!!

 吼えたてたものの、ボックの顔はあきらかに青ざめている。
「えへへ、ゴリラちゃん」
「ばーか、ゴリラちゃん」
 楽しそうに双子。
「オメーが、あたし達の綺麗なマンコ襞、孔だらけにして悪趣味なピアス7個ずつもぶら下げてくれたお礼をやっとできるよ」
「それにしてもスゴイよねー、レイファ。さすが医者の娘」
「山賊団のザコ達を、思い切り人体実験できたのもあるけどね」
 レイファが苦笑した。
「さぁさ、じゃあ後はあたし達がやるから♪」
「そぉそ、レイファ達は休んでていいよ♪」

 やれやれ、といった風情で肩をすくめるニナ。

 双子の言葉通り、地下室から他の3人が退出する。

 
「さてさて、いよいよショータイム」
「蓮香、こいつ、あたし達の処女奪った時、5回も中出ししたよね」
「そうそ、京香、このゴリラ、身体がでかいだけあってチンポも無駄にデカイし、タマも無駄にでかいから、無駄にザーメン多いんだよ」
「無駄なザーメンがたまってる場所は、どこかなー?」
「世の中の役に立たないザーメン貯蔵所は、ここかなー?」
「ちょっ、…………おい! やめろ、お前ら、こんな事して、他の仲間が黙ってると思ってるのか!」

 
 じわじわと身の危険を感じてきたのか、ボックの口調から、さっきまでの強気は失せていた。

 双子はそんな男の言葉を無視し、ハンマーと釘を用意する。

 
「ん、蓮香、どうもここっぽいよ。無駄なザーメン製造所」
「この2つの汚らしい毛だらけのタマ袋だね、京香」
「じゃぁまず蓮香から」
「はいはい、まずはあたしから」

 京香が釘の先をボックの睾丸にあわせ、そこへ蓮香が思いきりハンマーを打ち込んだ。
 
ぎぴぃいいいいいいいいいいッッッ!!!
 
  打ち込まれた鉄釘はボックの片方の睾丸をあっさりと貫通し、そのまま床石へと縫いつけた。
「あぁ〜、気持ちいい〜」
 蓮香がうっとりした表情で言う。
「あ、あ、ずるい、次、あたしー」
「はいはい、じゃあどうぞー」
 今度は蓮香が釘を、残り1つとなった肉玉にあわせ、京香がハンマーを振り上げた。

 片方の睾丸を潰されたボックの長大なペニスは、しかしどういう反作用か、何故か勃起し、怒天をついている。
「ひ、ぎぃひいぃ、や、やべでぐれぇっ、頼むぅ………後生だぁ………残りのタマは勘弁してくれぇ………」
 ボックは鼻水まで垂らして無様に涙を流し、惨めな声で懇願した。
「蓮香、なんか聞こえたぁ〜?」
「さぁ、京香。空耳じゃなーい?」
「や、やめぇええ………」
 ズガンッ

  

ぽぎいいいいいッッッッッ!!!!!!!!

 

 口を「O」の字にして、目玉が飛び出さんばかりに奇声をあげるボック。
 同時に、本人の意思とは無関係に勃起していた肉槍の先から、どびゅどびゅうぅぅうっと大量の白濁液が噴出した。
「うひゃあ! 汚! こいつ、タマキンに釘打ち付けられて射精しやがったよ」
「うわぁ………やだ、このゴリラ、マゾなんじゃないぃ?」
「じゃあさぁ、蓮香、こういうの、どうかな?」

 
 京香が、木箱の中から取りだしたのは油の入った容器。

 
「あ、それいい、それいい!」
 蓮香が、京香に思いつきに拍手を送る。

 
 射精を終えた後も、変わらず勃起を続けるボックのペニスに、京香は油を垂らし、肉棒全体にくまなく塗り込めた。
「気持ちいい? でもこれ、サーヴィスじゃないんだよ、ゴリラ。さて、このマゾの変態ゴリは、これでもザーメン出すかなぁ?」
「さてさて、それでははじめましょう〜♪」

 
 蓮香が持ってきたのはローソク。その先端の炎が、不安げに揺れるボックの肉の凶器に近づいていく。

 
「ひぃっ、ま、まざが、まざがそれを………や、やべろ! 畜生、そ、それだけは、チンポだけはぁ〜!」
「その哀れな感じ、いいよぉ〜、ゴリ。あたし、ちょっと濡れてきちゃった」
「あ、京香、実はあたしも」
 蓮香が、自分の陰核をくりくりと弄りながら。
「じゃ、ファイヤー」

 ぼぉおおうっ

 
ぉぉおおぉぉおおおおおッッッッッッ!

 

 ボックの男根が、屹立したまま強い炎に包まれた。

 炎はペニスだけに止まらず、釘打ちされた睾丸や、下腹部の陰毛にまで引火している。

 運動中枢は働かないハズだったが、反射運動でボックの腰がびく、びくっと痙攣した。

 
「きゃはははは、燃えろ、燃えろぉ〜」
「やっほぉ〜、マイムマイムマイムマイム………♪」

 
 男の股間の炎柱を中心に、全裸の双子が手をつないでぐるぐると回った。
 ボックは炎に身を捩る事もできず、ただただ生殖器の焼け焦げていく激痛に、涙を流して吼え続けた。
 炎が弱まってくると、双子のどちらかが油を追加し、再び炎上する。

 ペニスを覆う炎は、その後しばらくは消えなかった。

 
 やがて、ボックの悲鳴が弱まり、肉棒が炭化し、玉袋の表面から多量の皮脂がしみ出したころ、ようやく火は自然鎮火した。

 
「きゃはは、ゴリラのでかチンポ、ベリーベリーウェルダンでーす」
「ふふふー、やっぱ射精はちょっと無理だったようでーす。じゃあいよいよ、無駄ザーメン製造所、タマキンの試食会に移りたいと思いまーす」
「いいぞいいぞー」
 ご機嫌顔の双子は、冗談を言い合いながら、ボックの残った睾丸に打ち付けられた、左右の釘をそれぞれ握る。そしてパリパリに焼けた皮膚を指と釘で強引に引き裂き、釘が刺さったままの肉球をぼちゅううっ、と摘出してしまった。例によって、獣じみたボックの声が地下室全体を揺るがせるが、もちろん双子は気にしない。
「わぁー、すげー良く焼けてるぅ〜」
「でかいよぉ〜、ニワトリの卵みたい〜」
 肉袋の内部でなかば蒸し焼きにされたボックの睾丸は、ほんのり湯気をたててテラテラ光り、双子少女の食欲をそそった。
「じゃあ、いただきまーす」
 同時に言い、京香と蓮香は、釘の先の肉玉をぱくっと頬張る。

 
 ぐちっ、どじゅうっ

 
「ほわぁ、熱っ」
 しかし、噛み砕いた瞬間、内部の熱された汁が彼女らの口内に弾け、2人はべっ、とボックの睾丸を床に吐きつけた。
「あづいぃ〜」
「汁でてきたぁ」
「ゴリラのタマキンのくせに生意気〜」
「こんなの踏んじゃおうよ、京香」
「そっそ、足裏で潰しちゃお、蓮香。せーのっ」

 
 ぐちっ

 

 双子の踵蹴りで、ボック自慢の巨大な睾丸は、無惨に潰れて四散した。  


   


 

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