第四章

 


 

 その後、神谷トモコは、トイレで放心していたところを、たまたま店に遊びにきた山住圭子によって発見された。

 

「あれ? 今日、もう上がったんじゃなかったっけ…………ん? 神谷さん、どうしたんですか?」

 店長の木下啓三が、トイレから出てきた2人に声をかける。

「あ、店長。あの、彼女、なんか気分悪いらしくて………トイレでぐったりしてたから」

「そう。分かった。じゃあ神谷さんは今日は早引けということで。シフトは調整しておきます」

「あ、あぁ…………」

 トモコは圭子に肩を支えられ、店長に何か言おうとしたが言葉が出なかった。

 

 ロッカーで私服に着替えたトモコは、圭子の車で家まで送ってもらう事となった。

 

 

 

 

「でもさぁ、トモコちゃん。あんなところで何してたの? びっくりしたよホント…………なんか、床に汚れたパンツ落ちてたり」

 圭子がハンドルを握ったまま尋ねた。

 車の窓の外で夜の景色が光点となって流れていく。

「うぅ…………ぅっ…………」

「だから、泣いてちゃ分からないって。もしか、なんかあそこであったの?」

 トモコは嗚咽を漏らしながら、トイレで起こった一部始終を圭子に話した。

 

 圭子はそれを聞いて少し沈黙した後、

 

「じゃあ、処女は無事なんだ」

 

 その一言は、トモコを正気に返すだけの力があった。

(…………そうだ。確かに、わたし、まだ本当に犯されたわけじゃないんだ………健太に、まだあげられるんだ…………)

 

「でも、お尻に出されたんだったら、早く洗浄しないと。感染症になっちゃうかも知れないよ」

「え? で、でも、お医者さんに行くんですか? こんな時間に…………」

 不安げに、トモコ。

「まぁ、そんな大層なことはないだろうけど、念の為に水で洗った方がいいよ。うち、来てみ。どうせお家には、バイトの時間終わるまで帰らないって言ってあるんでしょ?」

「は、はい…………」

 トモコは、気軽な圭子の口調に、ついつい乗せられてしまった。

 

 

 

 山住圭子のマンションは、ファミレスから車で15分ほどした場所にあった。

 部屋に入り、落ち着いたところで、圭子がとんでもない事を言い出す。

 

「じゃ、トモコちゃん。とりあえずスカートとパンツ脱いでベッドで四つん這いになって」

 

「…………え? え?」

 混乱するトモコ。

「だからぁ、浣腸よ、浣腸。そのトイレで襲ってきた変態男に出された精液、まだ中に残ってるんでしょう? 気持ち悪くない? 大丈夫、わたし、結構便秘気味な人でさ、ちょくちょく自分でもやってるんだ。知らない? コーヒーの液がどうとか…………ダイエットにもなるってアレ」

「あぁ…………なんか、聞いたとこはありますけど、でも………」

 躊躇するトモコ。

 いくら同性とはいえ、自分の恥ずかしい部分を見せるのには抵抗があるらしい。

 それも、浣腸………

 

「いいからいいから。コーヒー液なんて入れないし。水でいいでしょ。で、トイレで出して、綺麗さっぱり忘れちゃえるから」

 

(忘れられる………)

 

 そのキーワードに、トモコは負けた。

 健太は自分のこんな部分に興味を持つ事はないだろう。

 あんな場所でこんな部分を貫かれたのは恥辱だったが、これは事故みたいなもの。

 綺麗にして、忘れる──────

 

 トモコは決心し、言われた通りスカートを脱ぎ始めた。

 

 

 

 

 ベッドの上で、下半身を圭子に晒し、四つん這いになるトモコ。

「はーい。じゃあ向こう向いてて、そこ、枕に顔押しつけてていいから。挿れる時、ちょっとずぐってなるけど、水注いですぐだから………」

 圭子の声。

 トモコは枕に顔を埋めた。

 恥ずかしい。

 秘所と肛門。

 この2つが、バイト先の同僚、圭子にあますところなく視られている。

 とても相手の顔を見られない。

 

「ん。じゃあ、力抜いて…………そうそう、そんな感じ。じゃあ、いくよぉ〜」

 

 つん、とアヌスに何か冷たいものが触れた。

(あ、これが、来る…………)

 ごく、と喉を鳴らし、トモコは待つ。

 

 ずぐじゅぅうううううっ

 

「はっ、はほぉおおおおおおおおおおおぉぉぉっ!

 

 肛門を限界まで広げ、一気に挿入される感触。

(ふぅっ、ふとッ……………太すぎるぅうううううっ!)

 枕に顔を埋めたまま、トモコは両手でシーツをぎゅぅっと掴んだ。

 

 太いハズだ。

 今、圭子が彼女の肛門に挿入したのは、ディルドー型の浣腸だった。

 本物のペニスそっくりに作られたその先端にはノズルがついていて、根元からはゴム管が伸び、巨大な浣腸器へと繋がっている。

 しかもその人造男根は、ファミレスの店長、木下啓三のそれとそっくり同じ形、同じサイズを持っていた。

 

「ちょっと最初は異物感あるけど、みんなこんな感じだから。じゃあ、いくよ〜」

 

 圭子が言って、手元の注射器のポンプをぎゅうぅうう、と押す。

 

 じゅぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ…………

 

「はっ、はぁああああああああああああ〜………

 

 肛内に充満する液体。

 その感触は、トモコにあの時の『陵辱者』の射精を思い出させた。

 どんどん、どんどん入ってくる。

 

「や、やぁあ、け、圭子、さぁああ、んッ……………ダメ、もう、もう………と、止め…………お、お腹がぁ…………」

 

 曲げた脚をぴくぴくと痙攣され、トモコが言った。

 本来『出す』器官に挿れられ、注がれる感触。

 拡張された肛門。

 人造男根を挿れられたとも知らず、彼女は肛壁から子宮に伝わってくる疼きに早くも感じ始めていた。

 

「よし、こんなものね。じゃあ、ちょっとトモコちゃんの中に、注いだ水、よくかき混ぜてあげないと………」

 

 言って、圭子はトモコのアヌスに挿入されたディルドーを、手で掴んでぐちゅぐちゅ前後に抽送しだす。

 

「はひいぃいっ! …………あぁああ、や、やめぇっ…………それ、それダメなのぉおおっ…………!」

 

 もはや枕から顔を上げ、トモコは舌先を突き出して喘ぎはじめた。

 彼女は気づいていない。

 

 いつの間にか部屋に男が入り込み、その一部始終を手に持ったビデオカメラで撮影している事など。

 

 

 

 

 


 

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